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船迫窯跡公園(ふなさこかまあと)
2021.3.3
- 住所 福岡県築上郡築上町大字船迫1342番地22
- 電話番号 0930-52-3771
- 駐車場 大型バス5台・普通車20台
- 開館時間 9時から17時まで
- 休館日 毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日)
12月28日から翌年の1月4日まで休館
入園料等について
園内および体験学習館内の展示室見学は無料です。
注:古代体験(勾玉づくり&陶芸)は、教室使用料と材料費が有料になります。
体験教室使用料
大人(中学生以上)100円・小学生50円・小学生未満は無料です。
陶芸体験
粘土100gあたり100円(湯呑であれば300円くらい)・勾玉づくり1個100円
- 船迫窯跡は発掘調査によって6世紀後半の須恵器(硬く焼き締まった土器)を焼いた窯跡から、7世紀中頃の九州最古級の瓦を焼いた窯跡、そして奈良時代には豊前国分寺の瓦を焼いた窯跡と巨大な瓦製作工房建物跡が発見されました。
- 瓦を製作、乾燥する工房建物跡は30m×12mの巨大なもので2棟が発見されました。
- 窯跡から出土した鬼瓦は残存状態が良く、また鴟尾には朝鮮半島百済の蓮華文や唐草文が施されています。
- これらの窯跡群と工房跡は平成11年、国指定史跡に指定され、船迫窯跡公園として一般公開されています。
- 敷地内には工房跡の大型建物が復元され、山の中には発掘された窯跡の現物が見学できます。
- 体験学習館では出土遺物等が展示され、 また土器づくりや勾玉づくりの体験学習もできます。
窯跡露出展示施設と出土品
- 堂がえり2号窯跡は、巨大工房建物跡の南西側の山林にあり、全長10メートル、幅1メートルから1.4メートル、天井高2メートルの登窯で、床面は十二段の階段状になっています。
- この窯では、7世紀後半に上坂廃寺(京都郡みやこ町)の鴟尾(しび)と百済系単弁八葉蓮華紋軒丸瓦を焼成し、奈良時代(8世紀中頃)には同じ窯を再利用して豊前国分寺の瓦を生産しています。
現在、ガラス張りの覆屋建物で保護され、発掘された当時の状態で窯跡をご覧いただけます。
体験学習館では窯跡出土の資料をはじめ、町内の発掘調査で出土した貴重な考古資料も展示しています