アブラムシが発生する原因と特徴!
ネギについたアブラムシ
黒くて潰すと赤い色を出す。
アブラムシの繁殖期は4?6月や9?10月頃です。
アブラムシは、メスだけで産卵が可能で毎日卵を産み、10日ほどで成虫になったメスが更に毎日卵を生むという性質をもっています。
アブラムシが運んできたウィルスに植物が感染すると、病気になり、成長しにくくなったり枯れてしまいます。
被害にあいやすい環境
- 株が弱っていて健康ではない。
- 化学肥料の使用頻度が多いくてアブラムシが好物な土の中の窒素分が増えている。
- 日当たりや風通しが悪い。
- アブラムシの天敵がいない。
無農薬で駆除する方法
- 木酢液や酢を水で薄めてからアブラムシにスプレー。
- でんぷんを混ぜた水で窒息させて駆除。
- 光を嫌う習性を利用光るテープや、CD、アルミシート等を利用。。
- 黄色い旗やテープをぶら下げてアブラムシを誘導。
- トウガラシ、キンレンカ、ニンニク、ショウガやニラなどのコンパニオンプランツを植え付ける。
- 唐辛子スプレーを散布。
- 防虫ネットで囲う。
- 剪定によって混みあった枝をなくして風通しをよくし、アブラムシの好む新芽の発生を抑える。
- 籾殻くん炭の臭いを嫌う性質があるのでそれを利用してまく。ただし施用しすぎると土壌のpHがアルカリ性に傾き、ネギ栽培に適した土壌pH(6.0〜7.0)から逸脱する可能性があるのでご注意ください。
牛乳水でアブラムシを窒息させる方法もありますが牛乳水を乾かした後はしっかり水で洗い流さないと、腐敗やカビの原因になるためあまりおすすめしません。
また水でしっかり洗い流さないとしばらく匂いが取れないため注意しましょう。