小学生におすすめのえほん
福音館書店
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すいかのたね [ さとうわきこ ] |
おすすめ度5段階 ★★★★
- ばばばぁちゃんのおはなしシリーズ
- おすすめ内容ばばばぁちゃんの夏の話です。
- よく晴れた日に、ばばばぁちゃんが庭に何かを埋めています。
- それを見ていた子猫が気になって、地面を掘ってみます。
- 「なあんだ つまらない黒いタネだ」とがっかりしてまた元のように埋めておきます。
- それを見ていた子犬が気になって、子猫がいなくなってから地面を掘ってみます。
- 「ちぇっ つまらない 黒いタネだ」とがっかりして元のように埋めておきます。
- それを見ていてたうさぎが。。。。。。
- 「なんちゅう つまらないもんを埋めとくんだろう」とまた元のように埋めておきます。
- すると つまらないと言われ続けたタネが怒鳴ります。
- 「芽を出すのはやめだ!」とそれを聞いた、ばばばぁちゃんが「いつまでもぐずぐずしているからさ、いい加減に芽を出して大きくおなり!!」と言い返します。
- そこからのスイカのタネの成長の仕方がスゴイ!!!
- そして最後のタネの逆襲がまたスゴイ!!!
- これだけ思い切って言えたらいいんですけどね。
おすすめ度5段階 ★★★★★
モチモチの木おすすめ内容
- この話は私が小学生のころの国語の教科書にも載っていました。>
- 私の歳は秘密ですが、今でも教科書に載っているはずです。
- でも絵本で読んだ人はいるでしょうか?滝平二郎さんの切り絵の迫力は絵本でしか味わえません。
- とくに「モチモチの木」に灯がともる場面の凄さといったら。。。。。そのページだけ開いてみても凄さは感じないはずです。
- じいさまと二人だけで暮らしている臆病者の豆太が、いつも夜に見るのを怖がっていた「モチモチの木」の不思議な姿を見ることになる経緯を、順を追って読み進めていってやっと感じることができるのです。
- この話を覚えている方もいるでしょう。
- でも小学生だった当時の感じ方と今、親になってからの感じ方はまったくといっていいほど違うと思います。
- あまり多くの色を使っていない分、真っ黒い「モチモチの木」が際立ちますが最後の場面のじいさまと豆太の血の通った暖かな色は、物語の最後のほっこりした感情をより強く後押ししてくれます。
福音館書店
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まゆとおに [ 富安陽子 ] |
おすすめ度5段階 ★★★★★
まゆとおに
おすすめ内容
- やまんばのむすめ「まゆ」と山でであった「おに」とのお話です。
- 「まゆ」は「おに」を見たことがないので「まゆ」を食べようとする「おに」について「おに」の住む岩山に行きます。注目は百面相する「おに」の表情です。
- 恐ろしい顔、情けない顔、泣き顔。「まゆ」の力持ちに驚く「おに」がなんともかわいい姿です。
- いつも「まゆ」の隣にいるキツネを見つけるのも楽しみです。
- シリーズ<やまんばのむすめ まゆのおはなし>のひとつです。
まあちゃんのながいかみ [ 高楼方子 ] |
おすすめ度5段階 ★★★★
まあちゃんのながいかみ
おすすめ内容
- 白黒とカラーのページが交互にある。
- 絵本です。カラーのページのインパクトを大きくする狙いかもしれませんね。
- 短いおかっぱ髪のまあちゃんが、はあちゃんとみいちゃんともっと髪をのばして、してみたいことの話をしています。
- 魚釣りや牛を引っ張ったり、洗濯物を干したり。想像は大きく大きく膨らみます。でもそんなに長かったら邪魔にならない?と言われたときのまあちゃんの返事もユニークです。
- 読み終わってから表紙に戻ったとき、初めて絵の意味を理解するようで、
「えー!!」と驚きの声が上がります。<おさげ>の表現も新鮮かもしれません。
評論社
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おすすめ度5段階 ★★★★
「ねえ、どれがいい?」のおすすめ内容
少し大きなサイズの絵本です。「もしもだよ 00が00だったらどうする?「ねぇ どれがいい? 00と00と00」「ねぇ どれがいや?
00と00と00」など究極の選択が次から次へとでてきます。
はじめは静かに聞いていた子どもも、次々にくる質問に「え〜!!」「やだ〜!!」と声が漏れてきて最後には大盛り上がりです。
わたしだったら・・・と考えるのも楽しいですよ。
福音館書店
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ちょろりんのすてきなセーター [ 降矢奈々 ] |
おすすめ度5段階 ★★★★★
- 「ちょろりんのすてきなセーター」のおすすめ内容ちょろりんはトカゲの子です。
- 大通りで見かけた<春の原っぱ色のセーター>が欲しくてたまりません。
- じいちゃんトカゲのお手伝いをしてお金をもらうのです。
- 夜中じゅう、眠くてもがんばって働きます。窓に映るまむしの影が不気味です。
- じいちゃんトカゲの歌う歌はぜひ、歌ってください。
- ちょろりんを応援する意味で。。。。。眠ってしまわないように。
- セーターを買いにいった洋品店でちょろりんは少し成長します。
- 自分で働いて手に入れたお金で欲しかったセーターを買うのですから、少々のことでは諦められません。トカゲの色がきれいです。
- ヒキガエルの色も。実物の色に近いことが高評価です。
- だからこそ<春の原っぱ色のセーター>が引き立ちます。
- 『ちょろりんととっけー』は夏にトカゲの兄弟が大冒険する話です。
こちらもお勧めです。
ターちゃんとペリカン [ ドン・フリーマン ] ←楽天リンク
おすすめ度5段階 ★★★
- 「ターちゃんとペリカン」のおすすめ内容40年前からある「よい本」といわれる絵本のひとつです。
- 落ち着いた色と色鉛筆のやさしいタッチが単色刷りのコミックのような印象です。
- ターちゃんが毎年、夏休みにキャンプをする為にくる砂浜でのお話。
- 今年もペリカンは<くい>にとまってターちゃんを待っていてくれました。
- 魚釣りをしようとするターちゃんに自慢するように魚をつかまえるペリカンですが、失敗してしまいます。
- ペリカンの魚の捕まえ方が豪快です。
- 少し大げさに読むほうが楽しいようです。
- ターちゃんの大ピンチをペリカンが助けてくれます。
- だから来年、またここに来ることを楽しみにしているターちゃんです。
評論社
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おすすめ度5段階 ★★★★
- 「ゼラルダと人喰い鬼」のおすすめ内容
- 大きな表紙に恐々しい人喰い鬼と女の子のゼラルダが笑っている絵です。
- 人喰い鬼のお城の中を覗く気分で表紙をめくります。
- 人喰い鬼の日々が書かれていて恐怖が増してきます。
- そこに赤ずきんのようなゼラルダ登場です。
- ある日、ゼラルダは岩から落ちた人喰い鬼を助けます。それもゼラルダを食べようとしていた人喰い鬼です。
- でもお腹がすいている人喰い鬼を放ってはおけません。
- 得意な料理を作り始めます。今まで食べたことのないおいしい料理を作ってくれたゼラルダに、人喰い鬼はお城に来て欲しいと頼みます。
- お城で出されたお料理が見開き1ページ分めいいっぱい描かれています。
- とってもおいしそうです!!
- 最後の幸せそうな家族のポートレイトに思わずニヤリとしてしまう秘密があります。
- 隅々までよーく見てくださいね。人喰い鬼の幸せそうな表情も忘れずに。。。。。
おんちょろちょろ [ 瀬田貞二 ] | ← 楽天リンク |
おすすめ度5段階 ★★★
- 「おんちょろちょろ」のおすすめ内容
- 日本民話のひとつです昔話にぴったりな分かりやすい絵です
- 男の子が道に迷って 山のふもとの家に泊めてもらいます。
- おじいさんおばあさん男の子をお坊さんだと思ってご馳走でもてなしますそして「うちの仏様にお経を上げてください」男の子に頼みます(*・ω・)ノ
- 仕方なく仏様の前に座ると、ねずみが顔を出したので「おんちょろちょろ、でてこられそうろう」とでたらめにお経を唱えます。
- 次にねずみが仏壇の穴から覗いたので「おんちょろちょろ、のぞきもうされそうろう」と唱えますそのお経をおじいさんおばあさんは有難がって毎日、毎晩唱えますするとある晩、どろぼうが入り込むのです。
- おじいさんたちの唱えるお経とどろぼうたちの行動がリンクして 落語のようなおもしろいお話です大人はすぐにピンときますが、気がついた子どもだけが楽しめるのかも
おっきょちゃんとかっぱ [ 長谷川摂子 ] | ← 楽天リンク |
おすすめ度5段階 ★★★★★
- 「 おっきょちゃんとかっぱ」おすすめ内容個人的に私の大好きな長谷川摂子さんと降矢奈々さんコンビの絵本です。
- 夏祭りかっぱすいかサルビアの花など水彩画で描かれた世界がとても懐かしく心地よくさせてくれます。
- おっきょちゃんが裏の川で遊んでいるとどこからか、かっぱのガータロが川の中の夏祭りに行こうと誘いますおっきょちゃんきゅうりをお土産に浴衣を着て川の中へ。
- きゅうりのおかげで大人のかっぱたちに受け入れられて、川の中の生活が始まりますでも、川の外の世界を思い出して帰りたいと言い出します。
- かっぱの主や道案内の秘密の呪文など昔話の
- 要素いっぱいでワクワクします不思議と、この呪文が頭をよぎり呪文、なんだったっけ」と子どもに確認することがたびたびありました。
夏といえば必ず思い出す大好きな絵本のひとつです
福音館書店
売り上げランキング: 3,253
めっきらもっきらどおんどん [ 長谷川摂子 ] |
おすすめ度5段階 ★★★★
「めっきらもっきら どおん どん」のおすすめ内容
- 黒い墨絵のような妖怪の姿と主人公の「かんた」が書かれた表紙にワクワク感に胸を躍らせめくって見ると水彩画の優しいタッチの絵がとても懐かしさを感じます。遊ぶ友達がいない「かんた」が神社に来てめちゃくちゃな歌を歌いますすると穴に吸い込まれて落ちていく、落ちていく・・・落ちたところにへんてこな3人組みが飛んできます。
- 「あそんでよー」と泣きわめいたり誰が一番最初に遊ぶか大げんかになり大騒ぎです。
- へんてこな3人と遊ぶ「かんた」はとても楽しそうですでも、寂しくなって家に戻るためのキーワード>がとても良いです。
- 現実に戻ってきて最初に聞く声の主もまた良いです
てん [ ピーター・H.レイノルズ ] |
おすすめ度5段階 ★★★★★
「てん」のおすすめ内容
- 少し小さめの絵本ですが表紙の太陽のような大きな丸の色心温まるこの本をとてもよく表しています。
- お絵描きの時間に何も描けなかった「ワシテ真っ白の紙を見て、先生が感想を言います。
- でも本当に何も描いていなかった「ワシテ先生が描くためのヒントをくれます。
- 「ワシテ」は力任せに描きます。それを先生は金色の額縁に入れ、教室に飾ってくれるのですすると「ワシテ」は、『もっと良いものが描けるわよわたし』と心が動くままに描き続けます。
- 絵を描くことに夢中にさせてくれた先生の言葉は魔法の言葉です。そして「ワシテ」の絵を見て男の子がほめてくれますその子の描いた絵も認めてあげた「ワシテ」はステキな子です
あたし、ねむれないの [ カイ・ベックマン ] | ← 楽天リンク |
おすすめ度5段階 ★★★
- 「あたし、ねむれないの」は40年近く読み次がれている本です。
- スウェーデンのご夫婦の作品で特徴的な絵に目を惹かれますベッドに入ったリーセンですが、なかなか眠れませんお母さんを呼んで、「お人形をもってきて」と頼みます。
- お人形と一緒にベッドに入ったリーセンですが、お人形くまのぬいぐるみをつれてきて」といいます。
- くまが「いぬのぬいぐるみをつれてきて」といいます。お人形くまと一緒にベッドに入ります。
- どんどんベッドの上のぬいぐるみは増えていって。。。。。
- 最後はやっぱりお母さんに助けを求めますネグリジェ姿がとってもかわいい青い目のです
お勧め度5段階 ★★★
「おちゃのじかんにきたとら」のお勧め内容
- 表紙の大きな女の子の鮮やかな洋服に、まず目がいく絵本です動物好きの私は見開きのとらにまたがる女の子をとてもうらやましく思います。
- おかあさんソフィーがお茶の時間にしようとしていたところに玄関のベルが鳴り開けてみると、とらが『お腹がすいているのでお茶の時間にご一緒させて下さい』と顔を覗かせます。
- そんなことってある!!という驚きの展開におかあさんソフィーは『もちろんいいですよ』と、とらを招き入れます。
- その後の、とらの食べっぷりが見事なこと。
- とらの願いを聞き入れたことでおかあさんとソフィーに幸せなことがおきます予期せぬ状況にも落ち着いて対処できたら、よいことが待っている。
- そう思うのは私だけかもしれません。
- ソフィーはおかあさんと一緒にお茶の時間を楽しんでいるだけでなく訪ねてきたとらに対しての愛おしさにも溢れています。まるで[飼いとら]の様です。