幼児に読ませたいえほん
おすすめ度5段階 ★★★★★
「いない いない ばぁ」のおすすめ内容
- 初版が1967年の絵本です。
- 日本で初めての赤ちゃん絵本で、日本で一番、愛されている絵本だそうです。
- 時代を感じる縦書きです。
- ねこが「いない いない ばぁ」
- くまが「いない いない ばぁ」
- ねずみも、きつねも。。。。。。。。
- あかちゃんの反応を見ながら、問いかけながら、ゆっくり進めてくださいね。
- 瀬川康雄さんの版画の落ち着いた色が心、和みます。
- 近年の鮮やかな色の絵本に目がいきますが、落ち着いた色のほうが長年愛用できるのかもしれません。
- 松谷みよ子 あかちゃんの本>シリーズです。
- 赤ちゃんにとっても触りやすい21p角サイズです。
- 瀬川康雄さんとのコンビでは、ほかに「いいおかお」「もうねんね」「あなたはだあれ」
- 東光寺啓さんとのコンビでは、「おさじさん」「のせてのせて」
- いわさきちひろさんとのコンビでは、「もしもしおでんわ」「おふろでちゃぷちゃぷ」
- 「あかちゃんのうた」があります。
おすすめ度5段階 ★★★★
「おとなしいめんどり」のおすすめ内容
- 全体的に落ち着いた色使いで、めんどりの絵の表紙です。
- 猫と犬とネズミとめんどりが一緒に住んでいる小さな家があります。
- 猫も犬もネズミも一日中ごろごろ、うとうと、ぐうぐうと過ごしています。
- うちの中の仕事は全部、めんどりがしています。
- めんどりが「小麦の種をまいてくれる?」と声をかけても
- 『いやだね』と猫がいって、
- 『いやだよ』と犬がいって、
- 『いやだな』とネズミがいって誰も手伝ってくれません。
- 「じゃあ わたしがするわ」とめんどりがいいます。
- めんどりが「小麦を刈り取ってくれる?」と声をかけても
- 『いやだね』と猫がいって、
- 『いやだよ』と犬がいって、
- 『いやだな』とネズミがいう。
- そのうち、オーブンからおいしそうな匂いがしてくると、ぜんぜん動かなかったみんなが急いで台所へ行きます。
- そこで、めんどりの仕返しが待っています。
- 4匹で暮らしているのですから、仕事は分担制でしょう!!思い切りのいい、スッキリする仕返しで気持ちがいいです。
- いつも仕事をしていなかった3匹がそうじをしている顔が何ともいえません。
もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)
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マリー・ホール・エッツ
福音館書店
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おすすめ度5段階 ★★★
「もりのなか」のおすすめ内容
50年前からある単色刷りの絵本です。
地味な色合いなので幼児にはどうかなぁと思いますが、内容は折り紙つきです。
- ぼくは森へ散歩に出かけます。
- 大きなライオンにあったり、二匹の象の子どもにあったり、二匹の熊に会ったり。。。
- それぞれにぼくと交流しながらみんなで森を進んで行きます。
- ひと休みしておやつを食べたり、遊んだり、でもかくれんぼの最中にみんないなくなっていました。
- そのかわりにぼくを探しにきた人と一緒にうちへ帰ります。
- みんなに「また散歩に来たときは、探すから待っててね」といいます。
- 一人で散歩に出かける=一人で空想の世界で遊ぶ、なのでしょうか?
- 空想すること、想像すること、、、どれだけ思い巡らせることが出来るかで、自分のことや他人のことを考えられるようになるのかもしれませんね。
- それも世界は広いってことを知ればなおさら深く、深く。。。
- そして呼び戻してくれる人がいる安心感があればもっと。
おすすめ度5段階 ★★★★★
「おだんごぱん」のおすすめ内容
- 外国の作家さんの作品のようなやさしい色の絵本です。
- いろんな方の訳で出版されていますが、私のお勧めはこの本です。
- おじいさんがおばあさんに「なにかおいしいものをつくってくれないか」と頼みます。
- おばあさんは小麦粉にクリームを混ぜて、だんごにまるめて、バターを塗っておだんごぱんを焼きます。
- 冷やしているうちに、おだんごぱんがころころころ転がっておうちの外へ。。。。。
- ウサギに会ったり、オオカミに会ったり、くまに会ったり、きつねに会ったりします。
- その度におだんごぱんは自信満々に歌を歌って聞かせます。{おかあさんが読んであげるときにはちゃんとメロディーをつけて歌ってくださいね。子どもが一番喜ぶところですから}
- 「また読んで!!」と言われること間違いなし!そのうち子どもが歌を覚えてひっきりなしに歌い続けますよ。
おすすめ度5段階 ★★★
「ちいさなヒッポ」のおすすめ内容
- 紺色のかばと黄緑の木、赤い睡蓮の花、水辺の水色と少ない色使いですが、綺麗な切り絵の絵本です。
- おかあさんにかばの言葉を教えてもらう「ヒッポ」
- 初めは上手に言えませんが、好奇心旺盛な子どもの「ヒッポ」は、どんどんいろんな動物に話しかけます。
- そして、とても怖いことが起きるのです。
- 「ヒッポ」は大声を出せるでしょうか?
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おすすめ度5段階 ★★★★
「まっくろネリノ」のおすすめ内容
- 「ネリノ」は真っ黒です。お父さんお母さん4人のお兄さんたちとも色が違います。
- 1人だけ真っ黒なせいでお兄さんたちは遊んでくれません。
- 1人で花畑に出かけて花たちに「どうすればそんな色になれるの?」と聞きます。
- 帰ってきた答えは「生まれつきだから」でも「ネリノ」は綺麗な色になりたいようです。
- みんなと同じように・・・
- そして事件が起こります。でも真っ黒の「ネリノ」だから助けることができたのです。
- 自分自身を受け入れて出来ないことを悲しむより出来ることを考える方が楽しいのかも?
おすすめ度5段階 ★★★★
「にんじん」のおすすめ内容>
- 16cm×16cmの小さな絵本です。
- 子どもさんが持って遊ぶのにはちょうどよいサイズ感です。
- わが子の1才の誕生日に保育士をしている知り合いにもらった思い出深い絵本です。
- <いやだいやだの絵本>箱入り4冊セットの1番です。
- 「にんじんすきなこ だぁれ」「あぁ おいしい」で進んでいく言葉のリズムが心地よい絵本です。
- 作者の温かくやさしいちぎり絵が、お母さんにとっても心安らぐ絵本になるでしょう。